【映画】どうやって成立した？　色んな意味で凄すぎるジブリ『となりの山田くん』の影響力とは

どうやって成立した？　色んな意味で凄すぎるジブリ『となりの山田くん』の影響力とは
9/23(月) 21:25 ヒナタカ（マグミクス）
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e877fddd1ccd669432d6e6c0affe16c0bdbd3cd

観た人が少ないのはもったいない

　高畑勲監督、いしいひさいちさん原作の1999年のアニメ映画『ホーホケキョ となりの山田くん』は、スタジオジブリ作品のなかでも観た人が少ないと思われる作品です。これまで、地上波では、2000年の「金曜ロードショー」の1回しかありません。

　それは、あまりにもったいないことです。後述するように、本作は海外のクリエイターにも大きな影響を与えてきた、とてつもない名作です。

　その背景にはスタッフの膨大な努力と、高畑監督の明白なふたつの「作る意義」がありました。

●シンプルな絵柄の4コママンガをなぜアニメ映画に？

　そもそも、シンプルな絵柄の4コママンガを、アニメ映画にするという発想からして異例です。書籍『スタジオジブリ物語』（集英社新書）によると、まずスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、1993年に「朝日新聞」連載の『となりのやまだ君』（後に『ののちゃん』と改題）をアニメ化できないか、高畑監督に相談したそうです。

　その際は、4コママンガをどうやってアニメにするのかという話になって終わってしまったものの、後の1996年に高畑監督が「丸や三角や四角を動かすアニメーション本来の楽しいものをやってみたい」と過去に口にしていたことを覚えていた鈴木プロデューサーが、再度『となりの山田くん』を提案し、製作のきっかけになっています。

　他にも高畑監督は『平成狸合戦ぽんぽこ』の完成時に「セルアニメの常識をちょっと外し、いわばラフスケッチの生きのよさを残したような、野趣のある手法で、しかしやはり多くの人に楽しんでもらえる娯楽長編を作ってみたい」と語ったこともあったそうです。『となりの山田くん』は、いわば高畑監督がアニメ作家として「やりたいこと」に挑戦する「実験」でありつつも、同時に大衆向けの娯楽作を目指した作品といえるでしょう。

●膨大な作業の果てにある「ボブスレー結婚式」の凄まじさ

　結果的に『となりの山田くん』はセル画を用いないデジタルでの制作が行われたのですが、本編は常識をちょっと外したどころではない、完全に常識外れだと思わせる内容となっています。

　たとえば、「伸び」をするといった何気ない日常的な描写だけでも、「こんなにシンプルな線で描かれたキャラクターが生きていると思える」という実在感があり、奥行き感や躍動感のあるシーンも展開されました。

　もちろん、そのあまりに実験的で、かつこだわりが尽くされた作画は困難を極めたようです。1コマにつき通常の3倍も作画を必要とし、その総作画枚数はスタジオジブリの前作『もののけ姫』の14万4000枚を超える17万枚にのぼっています。スタッフは何度も混乱に陥り、心身ともども疲弊していったそうです。

　その労力が特に注ぎ込まれたのは、「ボブスレーから始まる結婚式」のシーンでしょう。スピード感とイマジネーションあふれる画は圧巻で、「シンプルな画なのにスペクタクルもある」ギャップもまた魅力的なのです。

●メッセージは「適当」「楽に生きてもいい」

　映画『となりの山田くん』は短いエピソードの連なりではありますが、それぞれの内容は「適当にやっていてもどうにかなる」でほぼ一貫していて、その「適当」という日本語にある、「いいかげん」と「ちょうどいい」というふたつの意味の両方を大いに肯定しています。

　いいかげんで、間が抜けていて、ゆるいけれど、それがちょうど良く思える、あたたかく幸せな「家族の日常」から浮かび上がる物語からは、高畑勲監督が本作で訴えたかった「もっと楽に生きてもいいんじゃないか」というメッセージがきっと伝わるはずです。

　つまり、『となりの山田くん』は「楽に生きてもいい」というメッセージを送っている一方で、作り手は「まったく楽をしていない」、もはや矛盾すらしているような作品でもあるのです。

（※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。）

ホーホケキョ となりの山田くん – スタジオジブリ｜STUDIO GHIBLI

カランカランカランいい人ねカランカランカランいい人よ〜♪

高畑勲って過大評価じゃない？

>>4
あなたにハマらんだけ
自分はかぐや姫で衝撃受けたからそうは思わない

あたしンちと混同してた

作画が二度手間だったんだよな
線画に色付けるとはみ出るから彩色用の下絵を別で描いたとか

55歳だから日曜夜6時と言ったらちびまる子よりもおじゃまんがだわ

>>9
6時？
もう認知症始まったのか

>>9
ムテキングでしょお爺ちゃん

>>9
他の人も突っ込んでるが、かつて日曜6時からの4枠で合計100%と言われた7時からの枠(アタックNo.1、ミラーマンからマジンガーZ～の枠)だな

「となりの山田くん」より「おじゃまんが山田くん」の方が面白いよね

これ見た覚えあるけどなにかの裏でついでだよな

時々プロ野球ネタやってたよね

たくさんの人に見てほしかったら地上波で放送しろよ

もう一度地上波してみては

がんばれタブチくんと作者同じだよね？

大人になってから見るとまたいいんかな

使える予算が増えると無駄なことを始める高畑勲

おじゃまんが山田くん、がんばれタブチくん、ののちゃん
いしいいしいひさいちのアニメは結構あるがこの作品だけジブリ目線で語られるのが鼻につく

ダブチくんは映画館で見たわ
懐かしい

ディズニーと業務提携して
1発目の作品がこれだったなあ
大コケしてジブリの汚点になった記念作品
(´･_･`)

>>26
海外の多くのクリエイターにも影響を与えた作品ってそういう意味か

大赤字で何に金かけたのかわからん映画ってことしか知らん

当時観たけど、ジブリ的にもいしいひさいち的にもコレジャナイ感がすごくて泣けた

どんなに技術的な挑戦を語られてもおじゃまんが山田くんのほうが面白い

1コマに通常の３倍の原画ってあるけど1コマって動画における最小単位じゃないの？
要は1コマにおける原画は1枚ではないの？

同じいしいひさいち四コマでも、モロ新聞四コマ感強い「山田くん」でなく、
ストーリー漫画っぽくてキャラもキャッチーJKで大衆受けしそうな「ROCA」をやってたら、
その後のジブリは全然違う展開したと思うんだよな…　宮崎高畑二枚看板体制敷けた

日曜に放送してたやつ？

ホーホケキョってなんで付けたの？なんか意味あった？

山田くんは最終興収15.6億だった
それでCG機器の導入費用もあったからもののけの制作費24億と
同じくらいかかってるという話もある
このコケのせいで高畑さんはしばらく映画を作らず後進の育成に回っていた

アナログに見えるようにむちゃくちゃ金かけたデジタル作画なんだよな
ジブリ倒産寸前まで追い込んだ

ハイジとマルコとアン路線であと5作ぐらい作って4ねば宮崎以上に讃えられる巨匠だったろうに

かぐや姫の方がもっと見てる人少ないんじゃないかな
よーし今日はかぐや姫鑑賞と洒落込むかーとはならんだろ

>>46
かぐや姫は宮崎駿がレイアウトしてればな
2人の飛行シーンとか月からのお迎えシーンとか
宮崎駿が場面設定してたらもっと良くなってたろう
ハイジもマルコも宮崎駿のレイアウトのおかげなんだけどな 名作たる所以

>>46
竹取物語は製作秘話が面白い

・作画監督が1年間で1枚も描いてなかったとか、
・今のペースで製作したら完成は15年後と知らされた日テレ担当が直立不動のまま気絶したとか
・担当が監督に「製作進めるか、辞めるか、今すぐ僕を頃すか選んでください」と迫ったとか

劇場で見たわ

これとかぐや姫は採算性度外視で作ってたみたいだけど
氏家齊一郎がゴーサイン出したんだっけか

単純につまらない。
そりゃコケるよねって話。

ヒットしてたらサザエさん化したかったんかね

>>57
適当するのは簡単だが適当を描くのは大変だったわけだな

おじゃまんが見てたからもう十分

がんばれタブチくんはいつの間にか地上波でやらなくなったなぁ

もののけなんて気持ち悪いグロアニメに比べたら
こっちの方がよっぽど子供向けだし面白いのに

影響力の話するならマイリトルサンシャインの脚本家が仕事ない頃にとなりの山田くんを見て感銘を受けた話をしなきゃダメだろ

かぐや姫とかこれとか絵のタッチというか雰囲気は好きなんだよな