【広島】「ももねこ、ももねこ、ももねこ！」　アニメ「たまゆら」物語完結から７年、「聖地」竹原に今も熱気　「ももねこ様祭」も大盛況

商店街に設置された、成長したキャラクターを描いたパネル

パレードでファンの熱気に包まれる商店街

　広島県竹原市を主な舞台に、女子高校生たちの成長を描いたアニメ「たまゆら」。竹原市内では4月下旬、地元の商店街が主催する関連イベント「ももねこ様祭」が6年ぶりに催され、千人以上のファンたちが参加して大きな盛り上がりを見せた。2016年にシリーズが完結して時間がたっているにもかかわらず、今なお熱気は続いているようだ。その秘密を探った。

■「ももねこ、ももねこ、ももねこ、ももねこ!」

　4月22日昼前、「あいふる316」の愛称を持つJR竹原駅前の商店街。シャッターが下りたままの店舗が目立つ約300メートルの通りを、カメラを手にした男性たちが頻繁に行き交う。公式グッズを販売するブースには長蛇の列ができていた。主人公たちの高校卒業後の成人した姿を描いたパネルも置かれ、記念撮影するファンの姿も目立った。

　商店街の一角に特設されたステージでは、商店街振興組合の今市恵誉理事長（64）たちが登壇。「おかえりなさい」という言葉に集まったファンからは拍手が湧き起こった。佐藤順一監督と声優2人のトークショーは立ち見がでるほどの混雑ぶり。東京都世田谷区から訪れた会社員古川淳悦さん（37）は「新型コロナウイルス禍で竹原にはなかなか来られず、さみしかった。久しぶりのイベントを満喫したい」と喜ぶ。

　祭りの名前にある「ももねこ」は作中に登場するピンクの猫のキャラクターで、商店街には石像も設置されて親しまれている。会場では、各商店がももねこのデザインを使ったオリジナルのグッズでファンをもてなした。Tシャツやナップザック、湯飲み…。菓子販売の末広堂はブッセやレモンケーキを店頭に並べ、すぐに売り切れたという。広岡晃三社長（63）は「若い人がたくさん来てくれてありがたい。商店街に活気が出る」と歓迎する。

　夕方になり、祭りのクライマックスとなる「ももねこりかるぱれーど」が始まった。ももねこを載せた乗り物の先導で、ファンがライトを手に踊りながら通りを練り歩く恒例の行事だ。音楽に合わせて「ももねこ、ももねこ、ももねこ、ももねこ!」と声を合わせ、ジャンプする。繰り返すうちに会場を巻き込み、ボルテージは最高潮に達した。1時間近くかけて商店街を往復し、祭りは盛況の内に締めくくられた。

　参加した岡山市南区の会社員道家繁雄さん（54）は「テンションが上がった。作品の魅力はもちろん、こういう楽しいイベントがあるので竹原に何度も来たくなる」と笑顔だった。

5/3(水) 15:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a51350a6e949d8e758330db4d1ea2abfa0f6daa

【動画】アニメ「たまゆら」人気今なお　大盛況の「ももねこ様祭」
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/301751

ただ、リムジンバスとは名ばかりのマイクロバスだけどｗｗｗ

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