ボーイングの飛行機、今度は離陸前に前輪が外れる事故。それと「多数の機体」からボルトの緩みが発見される。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN24EL20U4A120C2000000/

事故が起きたのはデルタ航空が運航する機体で南米コロンビアに向かう予定だった。
FAAによると、20日のアトランタ空港を離陸する直前に「前輪が外れて転がっていった」という。
乗客約170人に負傷者はいなかった。「757」は旧式の中型機で、最後の機体は2005年に納入された。

ボーイングを巡っては1月5日に西部オレゴン州を飛行中の小型機「737MAX9」の胴体に穴が開く事故が発生しており、約170機が運航停止となった。
同社製の飛行機の安全に対する懸念が高まっている。

ボーイングの商用機部門が拠点を置くシアトルの地元紙は24日、飛行中に吹き飛んだ壁を覆うパネルは、ボーイングが取り付けたと報じた。
当初は部品メーカーが担当したとの見方もあったが、ボーイングの取り付け方が間違っていたという。パネルと胴体をボルトで固定するのを忘れていた可能性がある。

ボーイングのデビッド・カルフーン最高経営責任者（CEO）は24日、首都ワシントンを訪れ、
上院の商業科学運輸委員会の議員らに「737MAX9」の事故対応などについて説明。
会談に先立ち記者団に「100%の自信がなければ飛行機を飛ばせない」と話した。

ボーイング製７３７ＭＡＸ９、「多数」の機体でボルトの緩み発見　アラスカ航空ＣＥＯ
https://www.cnn.co.jp/business/35214279.html