ジャンプ新アニメ「アンデッドアンラック」 高評価すぎて第4の鬼滅になりそうwwwwwwwwwwwww

10月6日からスタートした新アニメ『アンデッドアンラック』（TBS系）が、大きな話題を呼んでいる。
原作漫画は『週刊少年ジャンプ』で中堅に位置する連載作品だが、アニメ化によって、評価がうなぎ登りになるかもしれない。

シャフト仕込みのハイクオリティアニメ

同作は、概念を否定する能力をもった「否定者」たちのバトル漫画。
自身に触れた者に「不運」をもたらす出雲風子と、「不死」の肉体をもつアンディを主人公とした“バディモノ”のストーリーだ。

アニメ第1話で描かれたのは、自身の体質を苦に命を絶とうとする風子が、アンディと運命的な出会いを果たすエピソード。
死を望むアンディは風子につきまとうが、そこで謎の組織の魔の手が忍び寄る──。

アニメを手掛けるスタジオは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズなどで知られる『david production』。
八瀬祐樹監督は、シャフトのアニメ作品に携わってきた経歴の持ち主で、『魔法少女まどか☆マギカ』や＜物語＞シリーズなどの演出のほか、『メカクシティアクターズ』では監督を務めた。

その影響か、「アンデッドアンラック」ではどこか“シャフトっぽさ”を感じさせるような、テンポのいい演出が随所に見られる。
また作画のクオリティも高く、バトル描写はもちろん、アンディの肉体が再生していく同作ならではのシーンなども、圧巻のクオリティで再現されている。

『鬼滅の刃』メソッドで大ヒットへ

原作ファンのみならず、アニメファンからも好評を得ているようで、ネット上では《秋アニメの中でもトップクラスに面白い》と“覇権候補”の1つに挙げられているようだ。

「アンデッドアンラック」は原作自体の評価も高く、「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門の第1位を受賞したこともあるほど。
しかし独特の画風は人を選ぶ部分があり、「ジャンプ」本誌での人気はそこまで安定していなかった。

2020年に連載が始まって以来、3年半以上も連載が続いているが、読者アンケートを反映した掲載順は“中堅”の位置付け。
ときには巻末付近になることもあり、打ち切りが不安視されることもあった。

しかしアニメ版ではそうした弱点が補われている以上、予想を超えた大ヒット作になる可能性もありえるだろう。

同じく「ジャンプ」の作品でいえば、吾峠呼世晴の『鬼滅の刃』もハイレベルなストーリーである一方、画力については評価が大きく分かれていた。
だが『ufotable』によるアニメ化で、絵力がフォローされた結果、未曽有の大ヒットに至っている。

そう考えると「アンデッドアンラック」が置かれている状況は、「鬼滅の刃」と瓜二つ。
“ネクスト鬼滅”候補としてまったく名前が挙がっていなかったが、思わぬ伏兵として世間にその名を轟かせてくれるかもしれない。

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