【なんどめだ】金ロー2週連続“夏はジブリ”。「となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」放送

となりのトトロは、昭和30年代初めまだテレビが普及する前の時代。郊外へ引っ越してきた草壁一家のサツキとメイと不思議な生き物トトロとの交流を描く日本を代表するアニメ作品。

夏の日差しに照らされた木々や、しげみの暗がり雑草などの生き生きとした日本の自然の風景の美しさが、楽しめる同作。今回の注目ポイントとして、この自然の中の「緑と茶色」を取り上げている。

美術を担当した男鹿和雄によると、緑と茶色に秘訣があるそうで、自然の草をよく観察してみると、緑の中に茶色が多くあるという。自然の草むらや森を描くときには緑だけで描くよりも、枯れた茶色を入れると、グリーンがきれいに見えるとのこと。金曜ロードシネマクラブにて、さらに詳細が紹介されている。

天空の城ラピュタは、冒険家だった亡き父の意思を継ぎ、空に浮かぶ伝説の宝島ラピュタに憧れる少年パズー、空から舞い降りたラピュタ王家の血を引く少女シータ、肝っ玉母さんのドーラが率いる空中海賊、ラピュタのテクノロジー秘めたる力を狙う悪役ムスカなど、多彩なキャラクターが入り乱れる冒険活劇。

同作については、個性豊かなキャラクターがたくさん登場する中でも、ひときわ目立つのが、空中海賊を率いる女ボスで肝っ玉母さんのドーラのモデルや、パズーとシータの名前の由来について、金曜ロードシネマクラブで取り上げられている。