『パペットスンスン』、ちいかわに続く国民的コンテンツへ…

SNSの総フォロワー数は200万人（※2025年5月現在）を超えるほか、3月に発表された「高校生が選ぶ“今一番好きなキャラクター”ランキング」（株式会社アイ・エヌ・ジー調べ）では第3位を獲得するなど、若者を中心に人気を博している『パペットスンスン』。しかし、その存在を知らなかった人や、「名前だけ聞いたことあるけど詳しく知らない」という人もいるだろう。本稿では、そんな方のために『パペットスンスン』を一から解説する。

『パペットスンスン』とは、青くてふわふわしたからだが特徴のキャラクター・スンスンを主人公としたキャラクターコンテンツ。パペットの国・トゥーホックに住む6歳の男の子・スンスンが親友のノンノンやおじいちゃんのゾンゾンと送る何気ない日常の出来事を、ムービーや漫画にしてSNSに投稿している。

上記で「キャラクターコンテンツ」と説明したが、このコンテンツを制作するクリエイターの名称でもある。作者はもともと映画と漫画に興味があり、それが映像・漫画制作の原点になったと語っている（※1）。

そんな『パペットスンスン』の魅力は、なんといっても愛らしい見た目とパフォーマンス。まんまるとした目に、青いふわふわに覆われた体。その全身を使ったシュールな動きにユニークな声も加わり、見た者を惹きつける。

ムービーや漫画の内容もシュールで、野菜や果物に紛れたり、ノンノンとゆる～いダンスをしたり。このダンス動画は『パペットスンスン』が人気になった1つの理由となっており、シンプルながらもクセになるダンスをマネする人が続出。有名アーティストやインフルエンサーがその様子をTikTokに投稿したことで、ブームを巻き起こした。

ユニークでありながら、どこか癒されてしまう『パペットスンスン』。日々に笑いと癒しをくれる存在として多くの人に愛されるようになり、今ではグッズも多数登場。2024年に回転すしチェーンの「スシロー」とコラボしたのだが、その際、コラボ限定グッズの付く寿司が即完売。同社が「別途準備期間を設けたうえで、追加の販売等ができないかを検討している」とコメントを出すほど話題となった（※2）。

そのほかのコラボグッズも同様で、即完売が当たり前になっている『パペットスンスン』。この現象……何か既視感がないだろうか。

そう、『ちいかわ』だ。最近でも「マクドナルド」とコラボしたハッピーセットが発売され、発売初日から長蛇の列ができたり、当日中に完売となる店舗もあったそう。

今回『パペットスンスン』の新作オリジナルショートムービーが放送されるのは、『めざましテレビ』内で、毎週火曜日と金曜日に『ちいかわ』のアニメが放送されている枠。『パペットスンスン』はいろんな意味で“ネクストちいかわ”となるコンテンツになるのではないだろうか。

//realsound.jp/movie/2025/05/post-2028364_2.html

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