『タコピーの原罪』がアニメ史上最高の評価、世界最大級の映像情報サイトIMDbで

もしあなたが次に見るアニメを探しているなら、注目すべき作品が一つある。エンタメ情報サイト「IMDb」で突如として新記録を打ち立てた『タコピーの原罪』だ。

同作は、IMDbで作品全体に対する視聴者評価が10点中9.1点（翻訳時点では9.0点）となっているが、それ以上にすごいのが、配信された全6話のエピソードがすべて9.0超の評価を得た初のアニメ作品となったことだ。各話の評価は以下の通り（いずれも10点満点のスコア）。

・第1話──9.5
・第2話──9.6
・第3話──9.3
・第4話──9.5
・第5話──9.7
・第6話──9.4

これらのスコアを平均すると、全体評価の9.1を上回る9.5となる。批評サイト「ロッテン・トマト」では批評家と視聴者によるスコアは今のところついていないが、IMDbでは各話ごとに数千件の評価が寄せられている。

この記録が本当であるかは、他の人気アニメに対する評価を見てみるとわかる。『進撃の巨人』や『鬼滅の刃』、さらには最近の人気作『俺だけレベルアップな件』などをみても、各シーズンで評価が9.0を下回るエピソードが必ずある。

では、『タコピーの原罪』はどのような作品なのか？　あらすじは以下の通りだ。

「ハッピーを広めるため地球に降り立ったタコピーは、人間の女の子しずかと出会う。ピンチを救ってもらったタコピーは、不思議な力を持つハッピー道具で彼女のために奔走するのだが、しずかは笑顔すら見せない。どうやらその背景には学校のお友達とおうちの複雑な事情が関係しているようで……」

本作は日本の漫画を原作としており、アニメ版は今年6～8月に配信された。『進撃の巨人』にはアニメ・非アニメ作品を含めIMDb史上最高水準の評価を得たエピソードがあることは事実だが、『タコピーの原罪』の各エピソードに対する評価はいずれも9.0を大きく上回っている。海外で『タコピーの原罪』を配信しているストリーミングサービス「Crunchyroll」でも同作への評価は極めて高く、レビュー3万5000件の平均スコアが5点満点中4.9点となっている。

同作はわずか6話で完結することもあり、視聴する価値がありそうだ。筆者も近く観てみようと思う

『タコピーの原罪』がアニメ史上最高の評価、世界最大級の映像情報サイトIMDbで（Forbes JAPAN） - Yahoo!ニュース

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